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杖を使って階段を降りる (階段昇降:杖を使用)

階段を降りるときは、杖を出したあとは悪い脚から、先に出そう!

対策・予防
【リハビリ内容】歩行訓練 階段を下る時は、この2つの筋肉が、体重を支えながら、反対の足を下段にのせるために働きます。
ターゲット部位
【ターゲット部位】 (1)太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん) (2)ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋:かたいさんとうきん) (3)お尻の筋肉(大臀筋:だいでんきん)
脳卒中などで脚に麻痺(まひ)が残った方向けの「杖を使った階段の降り方」を紹介しています。 片麻痺(へんまひ)が残っている方が階段を昇り降りするときに注意するのは、脚を出す順番です。 昇りは麻痺がない足から、降りるときは麻痺がある脚から踏み出します。杖を使った場合は、杖が最初の動作になります。階段で転ぶと大変危険なので、一つ一つ確実に動作を行いましょう。
作成日:2021.04.13

体操説明

①杖を一段下に出す。

※ イラストは、右脚が痛い場合で描いています。

痛みのない方の脚側(この場合は、右)の手でT杖を持ちます。(環境に応じて変更をしてください)
つま先が階段から少し出ることを意識します。

注意:
痛くない脚から出すのは、やめましょう。

②痛い方の脚を前に出す。

強い方の脚で踏ん張って耐える形で、痛い方の脚をゆっくりと踏み出します。

③痛い方の脚のつま先を階段に下ろす。

強い方の脚で踏ん張って耐える形で、痛い方の脚をゆっくりと踏み出します。

ポイント

注意:
階段を降りるときは、杖を出した後、痛い方の足を出し、一歩ずつゆっくり確実に行いましょう。
介助者がいる場合は、痛い方の脚側から介助を行いましょう。

回数

ターゲット部位について

階段を降りるときに使う筋肉

階段昇降の際は、上の段にある脚が頑張らないといけません。
階段を降りるときは、上の階段に残った脚の、太もも前面の筋肉と、ふくらはぎの筋肉、お尻の筋肉が体重を支えながら、反対の足を下段にのせるために働きます。

だから、痛みがある脚を先に出さないといけません。

※ イラストは、左脚が痛い場合で描いています。

杖の役割

杖が果たす役割を大きく3つにまとめると以下の通り。

(1)歩行の安定
杖が脚として、体重を支えてくれるので、歩行が安定します。筋力やバランス能力が低下したときに安全に歩けるよう、補助的な役割をします。

(2)身体にかかる負担の軽減
杖に体重を預けるため、膝や腰にかかる負担を軽減し、痛みが生じにくくなります。

(3)バランスの補助
バランスを急に崩したときなどに支えとなるため、安心感を得ることができます。

ふくらはぎは、第二の心臓

ふくらはぎには多くの血管が集中しており、下半身の血液をポンプのように押し出して、血液を心臓に戻すポンプのような働きをしています。

つまり、ふくらはぎには、全身に血液を巡らせる働きがあり、「第二の心臓」と言われています。

(1)太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)

全身の筋肉の中で最も強い筋肉で、4つの筋肉(①だいたいちょっきん:大体直筋、 ②ないそくこうきん:内側広筋 ③ちゅうかんこうきん:中間広筋 ④がいそくこうきん:外側広筋)で構成されています。

体重・膝関節を支える、基礎代謝を上げる、骨盤を前に傾けるなどの役割があります。

(2)ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋:かたいさんとうきん)

ふくらはぎの筋肉「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」は、表面にある「腓腹筋(ひふくきん)」と、深い部分にある「ヒラメ筋」の総称となります。

表面の「腓腹筋(ひふくきん)」は、膝と足首の関節の動きに関わり、ジャンプをするなど瞬発力が必要となる動作に関わっています。

「腓腹筋(ひふくきん)」の下にあるのが、「ヒラメ筋」です。ヒラメ筋は、足首のみの動きに関わり、立つ・歩く、身体のバランスを取るなど、持久力が必要な動きで重要な役割を果たしています。

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