【学生用】れっけつ(列欠)
作成日:2024.04.02
※ こちらは、鍼灸の専門学校に通う学生さん向けにまとめた情報になります。
手の太陰肺経 絡穴、 四総穴、八脈交会穴
ツボの場所
・たいえん[太淵 LU9]の上1寸5分。
・ちょうぼしがいてんきん[長母指外転筋腱]とたんぼししんきんけん[短母指伸筋腱]の間のみぞ。
解剖
●神経
【外側皮膚】▶がいそくぜんわんひしんけい[外側前腕皮神経:C6]
●骨
▶しゃっこつ[尺骨]・・・前腕の内側にある太い方の骨
▶とうこつ[橈骨]・・・前腕の親指側にある骨
●筋肉
▶わんとうこつきん[腕橈骨筋(腱)]・・・屈曲に働く
▶ちょうぼしがいてんきん[長母指外転筋(腱)]・・・ 親指を広げる働き
▶たんぼししんきんけん[短母指伸筋(腱)]・・・親指を伸ばす働き
▶ほうけいかいないきん[方形回転筋]・・・正中神経(C5~T1)支配
●血管
▶とうこつ‐どうみゃく‐じょうみゃく[橈骨動・静脈]・・・脈をとるときに触れる
▶とうこつひ‐じょうみゃく[橈骨皮静脈]・・・腕の皮膚近くの太い静脈。手の甲から腕の内側の親指側を通り、鎖骨付近まで直線に走っている血管
効能
首のこり、肩こり、頭痛、せき、歯の痛み、下痢(げり) など
・「れっけつで肩こり解消、でも友達の愚痴はまだ解消してくれない」
・「れっけつで歯の痛みもブロック。笑顔でキャンディーも、もう怖くない」
経絡
手の太陰肺経(てのたいいんはいけい)
中国の伝統医学における経絡(体内の気の流れる道)の一つで、肺に関連しています。
この経絡は手の親指の先から始まり、腕を通って肩に至り、最終的には肺に繋がっています。
肺の健康、呼吸、免疫系に重要な役割を果たしています。
効能・・・ぜんそく、せき、冷え、風邪、悪寒、発熱、鎖骨・上肢前側の疼痛 など
れっけつ(列欠)は経絡上からズレており、エネルギーが不足すると違う経絡に分かれると言われています。
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